【2012年11月20日開催】第7回関西研究会 レポート
「ダイバーシティにおける経営陣の体現&本音メッセージの重要性」

第7回目となる関西研究会には、5社7名の方々にお越しいただき、第62回東京研究会と同様、「ダイバーシティにおける経営陣の体現&本気メッセージの重要性」をテーマに開催しました。今回は、(1)植田によるミニ講義 、(2)グループディスカッション の2部構成で進行しました。グループディスカッションは、途中でメンバーを入れ替えて、ご参加の皆様が全員と意見交換ができるようにしました。以下、研究会の内容を簡単に紹介します。


(1)植田によるミニ講義

 まずはじめに、主催者の植田より、今回の研究会開催にあたってご回答いただいたアンケートの分析結果を解説いたしました。

アンケート結果によると、経営陣の中にダイバーシティ・女性活躍推進者は、この3年ほどで少しずつ増えてきてはいるようですが、まだまだ少ない状況であると言えそうです。また、経営陣が社員にその重要性を伝える機会も決して多いとは言えず、その企業で働く女性たちにはまだまだ伝わっているとは言い難いようです。さらに、男性に対しては女性以上に伝わっているとは言えない状況とのこと。

ダイバーシティ・女性活躍推進のためには、男性の意識を変えることが必要不可欠であり、そのためにも、まずは経営陣がその必要性を理解し、自ら体現していくことが重要です。そしてそのうえで、立場や役割からでなく、本気で情熱を持って、耳にタコができるほど、繰り返し社員にメッセージを発信していくことが求められるのです。

 植田の講義をお聞きになって、ご参加の皆様は「その通り!」と言わんばかりに相槌を打たれる方が多かったように思います。「経営陣に対して、どうすれば必要性を理解してもらえるでしょうか?」という質問に対しては、植田がこれまでにダイバーシティコンサルタントとして関わったクライアントの事例を引き合いに出しながら、推進担当者としていかに経営陣を活動に巻き込んでいくかについて、ポイントをお話しさせていただきました。


(2)グループディスカッション

 次に、ご参加の皆様どうしでグループディスカッションを行いました。

グループには事務局メンバーも入らせていただき、活発な意見交換・情報交換が行われました。植田の講義にもあったように、「経営陣に対して、どうすれば必要性を理解してもらえるか」が話題になることが多かったようで、各社それぞれの経営陣の考え方や取り組み方、また推進担当者として経営陣の巻き込み方などについて話が弾みました。

今回は外資系企業のご担当者、労働組合の執行委員、製造現場での推進ご担当者など、同じご担当者でも様々な立場でダイバーシティ推進に取り組む方々が集まっておられましたので、それぞれの立場から、いかに経営陣や上司、周囲のメンバーと一緒になって進めていくかについてのヒントが、たくさん提供されていました。


最後に

 今回はご参加の方の中に、もうすぐ産休に入られるという女性がおられました。次の産まれるお子様は3人目で、1人目と2人目が産まれた際は、旦那さんが育休を取得されたとのこと。これまでの仕事や生活に関わるエピソードを楽しく語っていただき、他の参加者の皆様もとても元気づけられたと思います。まさにダイバーシティを体現する研究会となりました。

 来年は、関西でも定期的に研究会を実施できればと考えています。皆様の会社のダイバーシティを考える絶好の機会になるかと思いますので、今後もぜひ奮ってご参加ください!


文責:日本経営協会 寺田